AWSの基礎を学ぼう「Lightsail」の感想
November 03, 2021
Amazon Lightsailの概要
まずは公式から。
低価格の事前設定されたクラウドリソースを使用して、アプリケーションとウェブサイトを構築する
低価格かつEC2などを建てるよりも簡単に必要なものが提供されるサービスです。WordPressを建ててブログをさっさと書きたい、みたいな人に向いているサービスですね。
VPCやAPI等の機能を提供してくれるので、ユーザー側が考えることが少ないのもいいですね。
Amazon Lightsail
料金について
ある程度機能が決まって提供されるため、予定外の出費というのが少ないと思います。価格のやすさについてはコンテナを例に述べられていました。
わかりやすいのと、ものによっては無料枠もあるので、他サービスよりも見積もりが立てやすいと料金表を見ていて思いました。
料金一覧
思っているよりも使えるテンプレート
改めてサイトを確認したのですが、「もうこれ使えば大抵はなんとかなるんじゃないんかな」と思っちゃいましたね。
使用している構成を見返して、Lightsailに置き換えられるのであればありなのでは。
NW設定について
当然と言えば当然なのですが、NWの細かい制御はEC2に劣ります。
Lambdaと同じように専用のVPCを使っているということもあって、要件が細かいものには不向きです。
Lightsailと他サービス
まずVPCについて。LightsailのVPCはAWSのデフォルトのVPCにペアリングできるので、S3のプライベート通信が可能になります。
ただし、LightsailのNW帯域は通常のよりも細めに設定されており、通信速度を要求される場合は使わないほうがよいらしいです。
EC2もスナップショットを取ることができるため、Lightsailでは対応できなくなったものはEC2へと設定を移行できます。
まとめ:マネージドな部分が多く、サクッと作るのにいいサービス
自分で面倒な設定をすることなく立ち上げられるので、ハンズオンとかに使えそうですね。サクッとサービスを立ち上げて、更改の時期になったら移行するというやり方ができるのはいいなって思いました。